どうも、BacklogWorld2024実行委員の峠です。

この記事は Backlog Advent Calendar 2024 の記事です。

北海道に住むBacklog好きの私が、BacklogとBacklogWorld2024運営を通して気づけたことを記載していきたいと思います。

Backlogについて

さて、みなさん、Backlogはお好きですか?
Backlogは日本製のプロジェクト管理をするためのツールです。
個人的には入力履歴が残るため、小説家の人に対してもおすすめのツールです。

私は日頃からアプリやゲームなど、様々な対象に向けて深く分析する癖があり、その中でもBacklogのデータ構造、配列、フィルターの機能の美しさに魅了されています。
そんなBacklogの機能美を感じた内容は、昨年のBacklogWord2023の登壇資料・登壇動画がありますので、こちらをご参照ください。

■BacklogWorld2023_登壇動画

■登壇スライド

Backlogを使う中で、会議時間の短縮や次のステップへの移行がスムーズになるだけでなく、コミュニケーションによる認識のズレが生じにくくなることを実体験として感じました。

ブリコラージュ的に物事を考えていく上でのルール決めを行い、そのルールを徹底したことで、以下のような成果・効果を得たと思っています。

  • 会議時間が短縮され、効率的な意思決定が可能に。
  • タスクの進捗が見えやすくなり、次のステップに進みやすい環境が整った。
  • コミュニケーションの齟齬が減り、チーム全体の理解が深まる。

BacklogWorld2024運営で得た理想的な使い方

実行委員長の清家さんに声をかけていただき、BacklogWorld2024の運営に参加しました。

この運営の皆さんのBacklogの使い方が、今まで感じていた美しさを遥かに凌駕する形で、理想的な運用方法を目の当たりにしました。
その中でも特に感銘を受けたポイントを以下にまとめます:

  • 課題とタスクが1対1で明確に関連付けすることを”みんな”が意識している。
  • プロジェクト推進用のタスクが計画的に立っており、常に進行が可視化されている。
  • 新たな課題が発生した場合は、お互いに新しい課題を立て直し、完了条件が明確である。
  • 検討履歴が全てBacklogの課題上に紐づけられ、経緯や判断基準が透明化されている。
  • 意思決定に必要な情報はすべてBacklog内に集約されている。
  • 進捗状況がステータスで管理され、問題点やフォローすべき箇所が一目でわかる。

特に印象的だったのは、DXの本質と私が思っている「情報のオンライン化」が単なるデジタルツールの利用を超え、 タスクや作業内容がすべてリンクして「見える化」されていること。
これにより、プロジェクト全体の停滞箇所や原因を即座に特定し、スムーズな進行が可能になるという点です。

バックログスイーパーの役割とBacklogの真価

運営の中で、進捗が滞っている箇所や原因を特定し、適切にフォローする「バックログスイーパー」という役割の重要性について、改めて感じる機会となりました。

Backlogを全員が熟練して使いこなす環境+Backlogスイーパーの役割がマッチするとと、驚くほどプロジェクトがスムーズに進行します。

関係者の全員が電話かFaxしか使えない環境
<超えられない壁< 関係者の全員がメールしか使えない環境
<超えられない壁<< 関係者の全員がチャットを使える環境
<<圧倒的に超えられない壁<< 関係者の全員がBacklogを使いこなせる環境

検討のスピード感、意思決定の早さ、これが今までの次元を遥かに超えていました。
「会議時間の短縮」なんて生やさしいものではなく、「関係者全員の生産性を最大化」を体験できました。

メールからチャットに切り替わるOSの変更に伴う作業効率は、 大きな変化が生じたことを実感している人はきっと多いでしょう。
チャットベースからBacklogベースにOSが切り替わることで、さらに変化が大きくなります。

実際に、今回の運営はほぼ全員がフルリモート対応となっていて、週1の定例打ち合わせだけでした。
それにもかかわらず、多くのタスクをこなすチームが形成されていました。

少なくとも日本を率いるレベルのスタートアップ界隈人たちがこのスピードで事業拡大を進めるのであろうと体感したことは、古き良き会社に勤務する私にとっては衝撃的な出来事であり、まだまだ伸びしろって沢山あるんだなぁとしみじみ思って次第です。

ワークショップ開催への決意

BacklogWorld2023ではマネジメントを切り口としたコンテンツも面白かったのですが、あり方として「中間管理職って孤独だよね?」「自分を保つためには***が大事だよね」というマネジメント周りの知識を一緒に吸収することができて、私自身が「マネジメント」に対する印象や心構えが変わるきっかけとなりました。これを起点として、多くの悩みが解消されたなぁと振り返ります。

ある意味、JBUGやBacklogで、元気を取り戻した自分に取っては、今回のBacklogWorld2024運営を引き受けることは「Backlogへの恩返し」と思って参加させていただきましたが、
上記のBacklogエクササイズを体感した結果、さらにBacklogが好きになっていくのでした。

まるで初めて飛行機に乗った少年のような感動。

このBacklog活用方法のエッセンスを抽出したワークショップを皆さまに提供して、Backlog熱を高める一翼を担いたいと考えています。
だって、好きなものを共有したいじゃないですか!

今回のワークショップでは、以下のポイントを中心にお伝えする予定です:

  • Backlogの効果的な使い方。
  • プロジェクトマネジメントの疑似体験。
  • チームの生産性を高めるルール設定の方法。

申込はこちらから!!

■BacklogWorld2024 本編

まずはこちらの登録をお願いします!

■ワークショップ①:綺麗なプロジェクトの立ち上げ方

 

■ワークショップ②:立ち上げたプロジェクトの綺麗な保ち方

他のセッションの魅力

もちろん、ワークショップ以外にも、マネジメントや組織運営に関するセッションが豊富に用意されています。
中間管理職や経営層が直面する課題へのアプローチを学べる内容も多く、自分の仕事を客観的に見直し、新たな価値を発見するきっかけになるはずです。

去年の私は、頭がもげるほど頷いてしまい、皆様の登壇内容が染みに染みていました。今年も楽しみで仕方ない。

最後に

私がBacklogWorld2023を通じて「マネジメント」と「その周りの知識」に対して面白さを知ったように、BacklogWorld2024でも、Backlogの可能性を知ることで多くの方々が新しい視点を得られる機会になるといいなぁと思いながら、運営に携わって参りました。

みんなの友達の輪が広がって、知識が深まり、コミュニティの繋がりが増していく場にしたい!

どうぞよろしくお願いいたします!
いや〜当日が楽しみ!  横浜でお会いしましょう〜!