やったことないことをやってみるシリーズ

“コーヒーの焙煎”について
普段、皆さんはコーヒーって飲みますか?
私は結構飲みます。美味しいコーヒーを求めた旅路です。


コーヒーの美味しさって、ドリップコーヒーを飲んだ時から
目覚めていくものなんじゃないかなぁと思う。
テレワークが増えて、ドリップパックを購入していたが、
結構な値段になるため、多少我慢したり。

安く美味しいコーヒーを飲む方法を探る+
 1からやってみたいという好奇心で、今回は焙煎に挑戦。

まずはコーヒーの購入。
グアテマラが美味しいというイメージがあり、
初めての焙煎はグアテマラを選択。
アマゾンで、生豆で検索。
グアテマラ900g 1400円
 (今見ると1590円で値上がり中。円安の問題か?)


■焙煎までのステップ  *詳細は文末URL参考
 ①焙煎前に生豆を洗い、薄皮を処理。
  お米のように生豆を洗うとバラバラと細かい薄皮が取れる。
  この薄皮をしっかりと取る。
  これをやらないと、焙煎の際に焦げた薄皮が散らばる。
  キッチンの掃除が大変なことに。
  このタイミングでは、空豆のような匂い。ちょっと驚き。

 ②フライパンで生豆を焙煎。
  300g、600gの生豆をチャーハンを作るように鍋を振り続ける。
  チャーハン作りが好きな人は、結構楽しい作業。
  カラッとしたものを炒め続けるので、いい音が出る。
  ただ、鍋を振り上げすぎると、薄皮がキッチンに飛び散るので注意。
  木ベラで掻き回しながら、焙煎を続けると良さそう。
  豆の色が 緑 → 黄色や褐色へ徐々に変わってくる 。

 ③豆が黒くなり、白い煙が出る。
  豆から“パチッ”という音が聞こえてくる。
  本格的に焙煎が始まった感が出てきて、心が躍る。
  煙からは、コーヒーのいい香りが含まれている。
  普段暮らしている部屋なのに、まるで喫茶店にワープした気分。

 ④一粒一粒が大切。
  扱うときにはお米と同じように一粒残さず、対処。
  100%と99.9%の違いは、たった1一粒かもしれないけど、
  いずれ大きな差となる。
  嗜好品でも100%を求めて作業を進める。
 
 ⑤コーヒー豆の様子を見て、いい感じと思ったら、
  ザルに取り出し、空冷で冷やす。
  鍋を振るようにザルを振るが、ここでも薄皮が邪魔に。
  最初の洗う工程は、本当に大切。

 ⑥このまま冷えたら焙煎終了!
  ただし、焙煎直後は、豆からガスが出る量が増えてしまうようで、
  3日〜1ヶ月程度寝かせた方が、コーヒーとお湯の接地面が増えて
  抽出しやすくなる模様。密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管。
  まぁ、そんなの無視して、ドリップして飲んでみる。

 ⑦これは美味い。
  部屋が喫茶店のような香りに包まれて、
  ドリップしたコーヒーは、甘みも強く美味い。
  香りと味が非常に良い感じ。


■個人的なコーヒーの面白さ
 <パラメータが多い>
 ・コーヒー豆の種類
 ・焙煎のやり方
   (今回はフライパン。本当は焙煎ようのザルでもやってみたい)
 ・焙煎の度合い
 ・焙煎後の寝かせ度合い
 ・豆の挽き度合い
 ・水
 ・お湯の温度
 ・抽出時の豆の量、お湯の量
 ・ドリップ時の蒸具合
 ・アクを入れないようにドリップを止めるタイミング

 このパラメータの多さが魅力的。
 自分の本当に好きな味に出会えるのかどうか。
 出会うために統一させるパラメータ、変化させるパラメータを楽しむ。


■コスト計算
 生豆     :900g(1400円)を焙煎。
 焙煎後重量  :772g
 コーヒー3杯分:32g (自分の好みの分量)
 1400円で、72杯分のコーヒー豆を作ることに成功。

 1400円/72杯 = 19.4円/杯 (原価換算)

 人件費や固定費を含めて商売をするなら、
 原価以外の積み上げで、喫茶店位の値段になるよね。うんうん。

 焙煎時間もドリップ時間も自分のためなら楽しめるので、プライスレス。
 これなら、継続してやりたくなる。


■後書き  
 600gの焙煎は結構な量があるけど、大きい鍋なら問題無し。
 焙煎を楽しみたいのではなく、コーヒーを楽しみたいので、
 そこは効率を求めていく。

 焙煎の度合いも調べると種類がある。
 個人的には、酸味よりも苦味と甘みを引き出す方が好きなので、
 シティロースト以上で焙煎しようかなという印象。

 コーヒー農家の歴史を調べたい。元々、奴隷に作らせていた歴史もある。
 そういう暗い部分も含めてコーヒーと向き合い、知見を広げていきたい。

 嗜好品としてタバコは、今の社会ではかなり断絶されている。
 アルコールに対しても、厳しい状態が形成され始めている。
 きっとカフェインに対しても、同じような状態になると所々で言われている。
 体に悪いのかもしれないけど、今のうちにコーヒーを楽しんでおこう。

 3杯分くらいドリップしたコーヒーをタンブラーに入れておくと
 おかわりしやすい。これはおすすめかも。

 “京極の水“を汲んできて、“焚き火“で水を沸かして、
 自分が焙煎した豆でドリップしたら、美味しいんだろうなぁと妄想。
 そもそも焚き火してインスタントコーヒーでも美味いからな。
 絶対今年やろう。

 コーヒーの豆の種類を調べてみると、次に購入して試したい生豆は、
 モカ、もしくは、ブルーマウンテンというものにしてみたい。
 理由は、二つとも苦味が強く、濃く深いようだ。
 豆の違いを感じてみるのは面白そう。

■参考記事:こちらのURL
<焙煎方法>
http://s-coco.net/column/c19_coffe.html

<コーヒー豆種類、コーヒーについて>
https://thegate12.com/jp/article/403