どうも、幸寛です!
近年は、ほとんどパソコンで入力することが多くなり、自分の文字を見る機会が減ったように感じる。
社会人になって手帳を利用していたが、Googleスケジュールが便利すぎて、手帳の更新もやめてしまった。
最近、何気なく万年筆やノートを使ってみようと思い、感じたことを記載して行く。
自分の文字とタイピング文字の使い分け
■タイピング文字の良いところ
無機質に文字を並べ、感情を消した状態で整理ができる。
個人的に特に使った方がいいと思うのは、
・頭の整理
・スケジュールを立てる
・読んだ本の感想
■手書きで書いた方がいい分野
・毎日何かを書く。※文字占いとでも言おうかな。
・日々の振り返り。日記や思い出。
・忘れたくないこと
・実行しようとしていること
・今興味があること
ざっくりこんな分けになるだろうか。
タイピング文字でまとめる際には、まず、全てを吐き出すところから始める。
頭に思い浮かんでいる文字を全てタイピングして吐き出してみる。
テーマはなんでもいい。
悩みでもいいし、ワクワクするような企画でもいい。
まずは、頭に思い浮かんでいることを全てタイピングしてから、頭は空っぽな状態を作ってみる。
頭が空っぽになるまで、吐き出してみると、無機質な文字が並んだ状態となる。
その並んだ文字から、どんなことを考えているのか、分類してみて、それぞれの内容の大括りを行う。
枠組みを作ってみると、新たに思いつくことが増える。
思いついたことを記載して行くと、何も頭には残っていない状態に近づく。
吐き出してみるとスッキリする。
そこから、対応策や今後の計画を立てて行く流れがいい。
「なぜ、タイピングするのか」その一番の目的は、全て頭の中を空っぽにできるほど、記載をしてみること。
人の脳にはワーキングメモリーと呼ばれる処理する領域があるようだ。
そのワーキングメモリーが“情報”や“悩み”でいっぱいになってしまうと、そればかりに気を取られてしまい、考えられなくなってしまう。
全ては吐き出すことが大切。
そこから、何を考えているのか。足りない要素は何か、今後、どんなことをしていけばいいのかを明確にしていく。
文章で何かを伝えることを目的にしてしまうと、筆が進まないだろうが、
頭を空っぽにすることを目的にしてから書き始め、誰かに伝えることは後で伝えたくなったら伝えられる形に変えればそれでいい。
ふと、体が楽になる実感が得られるだろう。
手書きの文字について
私個人でやっていることだが、昔から文房具が好きで、筆箱を今でも使っている。
筆箱には、万年筆、シャープペンシル、蛍光ペン(ピング)、フリクション(紺)を入れている。
使い分け
■万年筆
万年筆っていつ使うの?ってよく聞かれるけど、気分を上げたい時に使います。
万年筆は、万年筆自体の重さで書いてくのであまり力を入れずに、スラスラかけることが気持ちよさ。
スイスイ、書いてみて、その文字をじっと見てみる。
「自分の脳の調子がいい」ってどうやってみんな判断しているのだろうか。
私は、この文字を見てみて、明らかに汚い、もしくは、勢いしかない文字の場合には、一旦、落ち着く時間を取ることに決めている。
毎日、自分の文字をみる習慣をつけると、自分の調子の良さがわかってくる。
これが、私の考える“文字占い“。
是非、やってみて欲しい。
特に飲みすぎた次の日の文字は分かりやすい、ひどいものだ。
1日の良い習慣で「一読十笑百吸千字万歩」という言葉がある。
1日1回は、まとまった文章を1回読む。
1日10回は、ささやかでもいいから面白いことを見つけ笑う
1日100回は、深い呼吸を行い、気持ちを整える
1日1000字は、文字を書くようにする。
1日10000歩は、歩くように体を動かす
こんな言葉をラジオで聞いてから、少しずつ実践をしている一つが文字を書くことである。
■シャープペンシル
万年筆で自分の文字が調子悪と感じた場合には、シャーペンを使う。
万年筆よりもシャーペンの方が字が細く、感情が出にくい。
読みやすさ、落ち着きを取り戻すためには、シャーペンの方がいい。
特にペン先が細い方が、文字が見えやすいので、調子を取り戻しているかどうかもみやすくなる。
■蛍光ペン
蛍光ペンは、基本的にToDo管理に使っている。記載した先頭にちょこっと色をつけておく。
また、タイピング文字に書き起こした方がいい内容は、下線を引くという使い分けをしている。
蛍光ペンの使い方は、もっと伸びしろがアリそうなので、情報収集したいところ。
■フリクション
自分に取ってフリクションは、そんなに使いどころがない。
凄い好きだけど、黒色は色が薄くて、意志が薄いように感じてしまう。
使うなら、赤色のフリクションだな。
重要な項目について、チェックもできるし消せる。
資料に対する修正や書き込み、完了の意味合いを持たせる時に使う程度。
■最後に
タイピングであろうと、直筆であろうと、文字を書くことは心の健康に非常にいいことだ。
特にエビデンスを調べている訳ではないが、やってみたら違いが分かる。
モヤモヤしている感情を整理するためにも、 やりたいことを広げるためにも、文字に起こしてみてはいかがでしょう。